らっぱとわたしのドイツ留学

ドイツの暮らしをつづっていきます。毎日がカルチャーショック。

ピンチの母 医療関係者のいま

前回から間が開いてしまいました。

 

最近、看護師の母とラインをして

えっ!?と思ったので書きます。

 

 

きっかけはとあるブログ。

看護師さんが、マスクがない!と切実に訴える記事を読みました。

 

それによると

そこは大型病院にも関わらず

使用が許されるマスクは3日に1枚とのこと。

 

え!?3日に1枚!?

 

コロナウイルス感染患者に接触するかもしれない大型病院の看護師さんが、ですよ?

 

本人も、

これはまずい、僕らの命を何だと思ってるんだ??

という旨のことを沢山書いていました。

 

 

いや、待てよ。

大型病院の看護師?

 

ちょっと、うちの母さんもそうなんだけど!!

 

 

おそるおそる

これ本当なの??大丈夫?と

母にラインしてみました。

 

すると

 

「うちもそんなもん」だそうです(°_°)ひー

さらには大阪の方では防護服不足で

雨ガッパを着ているところもあると

聞きました。(母は昔大阪に住んでいたもので…)

 

雨ガッパですってー(°_°)

 

 

「そんなもん」…そんなもん?

最先端技術を持つはずの日本がそんなもん。

 

海外に来て日本がいかに綺麗好きか˚✧を実感していたのでなおさらビックリです。

 

まあ、誰が悪いかというと

自給自足をしない日本でも

早急に大きな手を打たなかった各病院でも

一方的に突然医療物資の供給を切った中国でもなく

 

強いて言うならウイルスなんですがね。

 

いずれにせよ海外在住の私は蚊帳の外。

言えるとすれば…

 

お母さん逃げてー!

 

 

もちろんそういう訳にはいきませんが(笑)

 

「ないものは無い」と「患者を見殺しに出来ない」とか、色んな「仕方がない」に板挟みにされて

自分を危険なところに晒すしかない人たちがきっとそう言いたいだろうと思ったので

私が代わりに母に言いました(笑)

 

あと同じ状況の方はいっぱいいると思うのでもう一回代わりに叫んでおきます。

 

なんでもいいから逃げてーーー!

 

 

だって、

母だってもう50を過ぎてるんです(というのはここだけの話です)

40代以上の感染者の致死率は高いの目の当たりにしてる人が

 

コロナにかかるかどうかは運次第!

でもしょうがないから働いてね!

 

みたいな状況にいるの

もはや冗談みたいだなと思います(*_*)

 

 

うーん、うーん、、、

 

やはり強めの記事になってしまいます。

実は、この記事何度も書き直しています。

 

母の命にリーチがかかり兼ねないと思うと

どうも優しくばかりは書けません(/ _ ; )

 

別に私のブログは収益化もしてないし

怖い記事を書いて人を煽るような意図は

1ミリもないのは断言しておきます。

 

けど医療関係者がボイコットもせずに勤務してあえてピンチに立たされていることを身内から聞きネットからも詳しく調べて想像して

 

また一般の私と彼らの間にすごい温度差があると感じて

ショックだったので記事にしました。

 

 

ただでさえ看護師・医者不足がある中で

まだまだ感染患者も増え

さらには物資も不足して

どんどんシワ寄せを食らわされていく彼女たちがいるのですね。

 

退屈なのが嫌だし

まあ毎日散歩やランニングするくらい、

たまに買い物に行くくらいは

いいよねと思っていましたが

 

この温度差!

 

彼らに言わせるならたぶん、

 

マジで、頼むから、じっとしてろーー!!

 

と言うでしょうね……

 

私のストレスとか退屈とか

そんなものは小さなことだと気付きました。

こんなに現場との意識に差があったなんて。

 

少し前に

医療関係者に感謝を!ベランダで拍手しよう!みたいなイベントもありましたが

 

いやいや帰ってる間くらい寝かせてくれ。

感謝の意を表すなら実際の行動と数字で示してくれ。

 

って話ですね。人によるでしょうが、母ならそう言うかなと思います。

良し悪しではなく、昼夜問わず出勤があるということは、昼夜問わず寝ている人もいるということです。

 

母も朝からだったり昼からだったり、夜、深夜からの出勤も日替わりで(そして壊れる体内時計)

もともと単発の休日の午前中は睡眠で潰れるのが常で、休日とは??という話を冗談めかして何度かしたことがあります笑

 

大変なんです、というとどの仕事もそうだと思います。が、比較ではなくやはり大変だと思います。

とりあえず医療従事者は全体的にもうかなりキテるだろうな…とは簡単に想像が出来ます。(お察しくださいませ)

 

 

と、いうことでーー!

これ以上暗い記事をダラダラ書いても

心配になる一方なのでね、

 

ひとつだけ。

 

私はドイツに住んでいます。

ここでは日本より一歩早い時期にコロナ危機が発生し全てが一歩早く経過していっています。

 

また、ドイツの医療水準は日本と近いです。

ドイツの状況を見て少し目安になればと思うのですが、

 

 

○これまでのドイツの流れ○

コロナが中国で発生

各国で流行り出す

ドイツで感染者発見

地元ベルリンでも感染者発見

感染者急増

政令など出され始める

感染者まだまだ激増

ロックダウン

感染者減少

感染者さらに減少

政令緩和され始める←イマココ!

 

 

どうでしょう?

収束までは達成していないので

言い切ることは出来ません。

ただ、実際に政令も緩和されていて

ピークは過ぎた、と判断されるのが妥当だと思います。

 

先週末にはロストックという港町で最後のコロナ患者が退院したそうで、

最初のコロナフリー都市としてニュースになっていました。

 

そう、収束の兆しが見え始めたんです。

 

もちろん日本はロックダウンをせず

全く同じ時間差で同じ経過を踏むことはありませんが、(でも島国という利点があります)

どの国もウイルスと闘う気を持ち続ければ

いずれ同じ流れにはなっていくんでしょう。

 

そう思うと、心が少し軽くなりませんか?

 

 

 

取り止めがないので

ここまでの話をまとめておくと

 

・医療界は切迫していて、コロナに対しての認識は一般と大きな差がある

 

・すでに収束に向かっている国がある

 

 

こんなこと書いて何が言いたいかというと、

これからもみんなで根気よく出来ること続けていきましょ!

ということ٩( 'ω' )و☆★☆

 

なんだか良い子ちゃんな話になって申し訳ありませんが

なんたって身内が渦中にいるもので私もがぜん本気なんです(`・ω・´)!

 

私もまたランニングや散歩さえもやめ、

唯一外出する買い物も月3回程度に限定しました。

帰宅後は秒で手洗いと着替えをして、

買った物、荷物や上着は出来るだけ1日以上玄関に放置して近づかない!という

ちょっとやり過ぎ?くらいの生活に切り替えています笑

 

いやもう、

私も患者になっちゃった!

心当たりなら、1人だから安心して買い物はよく行ってたし、公園にもよく行ってたからかな〜?

 

なんて、母には口が裂けても言いたくないんで…(怖

 

 

仕事があったり子供がいたり、

「出来る範囲」は人それぞれですが

 

あわよくばこの記事を読んだ人もまた、

自分の出来る範囲をもう少し見直したり

意識が少しでも変わったりして

日本の感染者が1人以上減ればいいなと思います。

そうすれば遠回しに母の助けになるかも?(結局個人的理由という笑)

 

どうか皆さん母の助けになってください(違う)

 

 

シリアスを避けて冗談みたいに言ってますが、割と本気です。

 

でもほら、荒野行動の始めで武器を拾えなかったときの感じですよ!ウイルスは武器持ってるのに自分は何も戦うものがないんだから、武器見つけるまで人を避けた地帯にダッシュして静かにしていましょ!???(唐突なピンポイント例え話)(思いついたので言いたかっただけ)

 

 

 

珍しく日記ではなく

意図のある記事を書いた気がします。

 

もう聞き飽きてまたそれかよと思うかもですが、

みんなで

感染阻止していきましょ!

 

また雑記など挟みながら

このブログを通して

ドイツの状況などもお伝えします。

 

それでは、また!

Bleib gesund und Tschüssiii !