らっぱとわたしのドイツ留学

ドイツの暮らしをつづっていきます。毎日がカルチャーショック。

ストレスが強さを育てる?

 

ふと、

 

先生に

先生の先生はどんな人だったのか

聞いてみました。

 

 

ちなみに

音楽界でレッスンとは大体個人レッスン。

いわゆる師匠と弟子の関係な訳です。

今の話題としては

あまりに古い在り方ですが…。

 

 

結論から言うと

めちゃくちゃ怖かったそうです笑

 

部屋に行くと

何を吹くんだ?とだけ聞かれ、

練習曲です。と答え

演奏が終わると

 

もう一度。

 

のひとこと。

そして永遠に

 

もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。。。。

 

勉強のためにすでに難しい曲を持ってきて吹いているのに、それをエンドレス……

 

疲れてきて口の皮が・・となってきて

あまりに吹けなくなると、

 

出て行け!!!

 

と言われたそうです。(ひゃー!)

 

 

この時代に生まれて良かったー(^^;;

 

 

怖い時代があったんですね。終わり。

 

 

 

、、では、ないです(もちろん)

 

 

タイトルに書いたように、

私はこんなことを考えました。

 

 

 

まず

そんな風に先生が必要以上に圧力を掛けるのは絶対におかしい。

 

でも

先生がいくらか優しいからって

怠けるのも絶対に違う。

 

圧力を掛けなくても出来るようになるからこそ圧力を否定できるし、

その分だけ自分自身で学ばなくちゃ

 

 

客観的にみて

スゴイ演奏家の人たちが

そういう"大変な"経験をしてるのは事実。

 

先生は

口がズタズタになるまで

レッスンで吹き続けたらしいけど(°_°)

 

そこで大切だったのは

そこまで出来るだけのスタミナが必要なんだって

生徒が自分で気づいて何とかすることで

 

先生の先生はそのとき、

それをレッスンの中で見ていたんではないかな〜。

 

 

口がズタズタになると回復に時間がかかるし

むしろ悪いっていうのは

今では当たり前になったけど、

 

そこまでしないにしてもやっぱり

超高圧的な先生がいない私だって

 

それと同じくらい強いスタミナを

持たなくちゃいけないと思う。

 

 

だから、

精神的なストレスはともかく

筋肉へのストレスは

きっと私を強くするだろうなと思います。

 

それに関しては

多少強制してくれた方が

頑張れるのになー、とも。

 

(自分で自分にストレスを掛けるのって

けっこう難しくないですか!?私は自分が1人だなーってすごく実感してしまってよく失敗します。。)

 

 

 

何が言いたいかって

 

圧力っぽい教え方はダメだ!

って意見がすごく強い今の時代だけど

 

だからってそういう教え方全部を

聞こうとしないのは

もったいないのでは?ということです。

 

自分は現代人のくせに

いわゆる古い人たちとよく関わる、

板挟みになった立場にいるから思うことでしょうか?

 

 

本人が今はまだ意味を分かっていなくても、

この練習はそのうち必ず本人の役に立つから、

だから強制してでもやらせる!

 

というスタンスは

今の時代に合わないし

強すぎるというか勝手な感じもするけど

 

なんだかちょっとだけを感じます。

 

悪いのはストレスよりも

その使い方かも??

 

 

指導方法が変わってきたいま、

昔の良いところを捨て去って

新しい良さを目指そう!

 

といってしまうと

イタチごっこになりませんか?

 

いつも新しいやり方を探す中で

でも昔の良さは上手く残す道を探そう

悪いところは反省して捨てようって

 

 

将来私がもし自分の生徒を持てたら

そういう教え方をしたいなと思いました。

 

 

自分自身に対しても、

そういう昔の流れと今の流れを考えて

双方の何が強みで何が弱みなのか?

 

弱みには気をつけてカバーが必要だし

強みはどんどん取り入れたいし

 

なるべくそういう学び方をしたいです。

(口で言うのは簡単ですよね〜…)

 

 

だから個人的には

今の流れは極端だと思います。

"ちょうどいい"はいつも変わり続けるから

楽せずに

うまくいく方法を探し続けるのが

結局たくさんの成功につながる気がする!

 

危機感がないと怠けてしまうのが

人間というものです‼︎

(たくさんの経験に基づく確信←)

 

 

 

そんなふうに

日本の未来にひとしきり思いを馳せてから

考えが壮大すぎたと

少し恥ずかしさを覚える今日の私でした(-_-;)

 

それではまた。

Tschüss!